小児理学療法士と
MODU

私は小児理学療法士として、常にたくさんのおもちゃを探しています。
それは、子どもたちの成長や発達に合ったおもちゃを与えることが、自発的な運動を引き出したり、総合的な運動スキルを発達させることにつながるからです。

MODUの素晴らしい点
私はコペンハーゲンの中心部にある小児理学療法クリニック「Børnefyssen」の創設者、ハンナ・ハーボーです。 私が日常業務でMODUをどのように使用しているのか、5つの基本的な活用方法をご紹介します。
MODUは様々な遊び方ができるので、どの年齢の子どもにも役立ちます。また、子どもたちが一人で組み立てたり考えたりして遊べるだけでなく、複数人でお互いのコミュニケーションを深め、協力して遊ぶこともできます。
MODUは、数え切れないほどの活動(アクティビティ)や運動(エクササイズ)に使えます。お気に入りの動物の乗り物を作ったり、自分たちだけの障害物コースを作ったり、バランス感覚を養ったりなど、子どもたちはクリエイティブな遊びに夢中になれます。
うつぶせ遊び
うつぶせ遊びは、赤ちゃんの基本的な活動の1つで、とても重要です。
これは赤ちゃんが頭を持ち上げれるようになるための運動能力を養います。そして、やがて寝返りやお座り、ハイハイができるようになるための背中と首の筋肉を鍛えることにつながります。
最初は、大きいブロック(ブロックbase)の上に赤ちゃんを乗せて、少し傾けてみたり、ブロックの四隅にバーを差して、床から少し高い位置にしてみたりと、簡単なことから始めます。
慣れてきたら大きいブロックに小さなキャスターホイールを付けて、フロアボードを作ります。
作ったフロアボードの上に赤ちゃんを乗せて、前後左右に動かしてあげることで運動能力を高めることができます。
最初は赤ちゃんがフロアボードから転がり落ちないように、おしりの両側にバーを付けてあげるといいです。
赤ちゃんがボードの真ん中に乗り、膝と肘がブロックの上に乗っていることを確認してください。
最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げたり方向転換など動きを増やしていきます。
過度の刺激を避けるためにも遊んでいる最中は見守ってあげてください。そして赤ちゃんが楽しく運動できているか確認してください。
つかまり立ち
私は子どもがつかまり立ちをしやすいように、ブロックとバーを組み立てて、つかまり立ちの補助道具として使っています。
この運動は、子どものバランス感覚を養い、足の筋肉を鍛えます。
最初は子どもを膝立ちの姿勢にしてあげます。子どもがブロックやバーににつかまりながら、自分で立てるように促します。難しければ子どものお尻を支えて補助してください。
どれくらい立つかは、子ども自身で決めさせることが大切です。もし、子どもが騒いだり、ぐずりだしたら、手を貸して座らせてあげてください。
立って、座って、そしてまた立つ・・・この運動のプロセスが重要です。
歩行
子どもが立てるようになった次の動きは・・・歩くことです。 最初は、ほとんどの子どもがソファなど、何かにつかまりながら横歩きしますが、思い切ってそこから離れられるようになると、手押し車が立派な運動おもちゃになります。
子どもは手押し車で上手く体重の分散を行うことができるため、大人が子どもの手を取って歩くよりも上手に歩けます。
MODUの大きい車輪は高い安定性があり、車輪は前後にしか動かないので、初めての手押し車に最適です。子どもが手押し車のスピードについていけるかどうかを確認するために、最初は常に手押し車の前にいてください。
子どもが自信を持って歩き回れるようになったら、目の前にあるものをつかんでバランスをとることに挑戦させてあげましょう。
子どもがさらに成長したら、大きい車輪の代わりに小さなキャスターに取り替えてみましょう。
キャスターは前後左右、全ての方向に動くので、身体のバランスとコントロールがさらに必要になります。
乗り物
1歳半から2歳になると、ほとんどの子どもは歩くのが上手になり、さらなる安定性やバランス感覚を養うための新しい方法を模索するようになります。
ブランコや滑り台など、アクションやスピードといった要素が重要になります。
動きを伴うもので、子どもがスピードを感じることができれば何でもOKです。
MODUは成長に合わせた乗り物を作ることができます。
様々な感覚を刺激する運動は、運動能力を調整するのに役立ちます。
片足で蹴りながら乗り物に乗ることで、バランス感覚や、直立姿勢を保つ能力が鍛えられます。また操縦する際は、進行方向から目を離さないことが要求されるため、調整力も養われます。
これらの運動はバランスバイクや自転車など、今後の運動、遊びにもつながっていきます。
バランス遊び
MODUは子どもと一緒に成長します。
バランス遊びは、どの年齢の子どもにも楽しくてやりがいのある遊びです。
大きいブロックの下に半円筒のブロックを付けると、素敵なバランスボードになります。立ったり、座ったり、寝転んだりしながら遊べます。
バランスボードでの遊びは、バランス感覚だけでなく、体重移動、空間認識、協調性を養う練習にもつながります。
最初は、子どもの手を持ったり、支えたりしながら遊ぶ必要がありますが、1人で乗ることができるようになります。それにも慣れてきたら半円筒のブロックをハーフボールにすることで、さらに刺激的なおもちゃに作り変えることができます。
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